夏にウール!? 夏にこそ快適なサマーウールの三つの魅力!
「ウールって冬の素材でしょ?」「夏にウールって暑そう…」
まだまだ冬のイメージが強いウール。暑い夏を本当に快適に過ごせるのか疑問に思う人もいるでしょう。
ウールを扱う我々としては、汗をよくかく夏にこそ、自信をもってウールをおすすめしたい。ウールにしかない魅力を、もっと多くの人に知って欲しい。
そんな思いで、今回は夏のウールについてよく質問される3大疑問について、お答えします。
夏にウール?よくある質問を徹底解説
夏場にウールをおすすめした時、もっとも多く聞かれるのは「暑くないのか?」「1枚で着られるのか?」「洗濯できるのか?」、この3つの質問です。
ウールといえば、もこもこしたニットやマフラーなどを想像する人が多いでしょう。しかし、ウールの魅力は冬の暖かさだけではありません。
もっともっとウールの魅力があるのに知られていないのがもったいない!夏にウールをおすすめする理由を踏まえながら、3大疑問について解説しましょう。
Q1.夏のウールは暑いでしょ? A.快適に、身体の負担を軽減してくれます。
結論から言うと、ウールだから暑いのではありません。ウールはむしろ夏も快適に過ごせる素材です。
サマーウールなら、コットンやポリエステルなど、他の素材と比べて、むしろ暑くなく、快適に過ごせるのです。
夏にウールを着ることに関して、「暑そう」といったイメージをお持ちの方が多くいます。
しかし、サマーウールは吸湿性、通気性に優れているため、汗をかいてもサラッとした質感を保ってくれます。
「汗をかく前」の段階から体が発する水蒸気を吸収して大気中に発散させる湿度調整機能がそなわっているため、ウールの繊維が衣服内温湿度を快適に保とうとしてくれます。
その機能性の高さから、ウールは「天然のエアコン」といわれています。一方で、ダラダラと流れるように汗をかく暑さでは、吸湿機能では水分吸収のスピードが追い付かなくなり、コットンほど汗を吸ってくれません。
しかしその分服が濡れにくいので、「汗をかいた後」に汗冷えがしないという特徴があります。
また、紫外線から肌を守り、適度な空気の層を作ってくれるので、夏の日照りや熱気もシャットダウンしてくれる効果もあります。そのため、ウールは暑さを感じにくくなっているのです。
特筆すべきは、暑いイメージの真夏は、むしろ寒いことがあります。
エアコンの効いた電車やオフィスなど、自分で温度調整がしづらい環境下で、体が冷えるのは嫌ですよね。
外は炎天下なのに室内は寒い。急激な温度変化は知らず知らずに身体に負担を与え、夏バテの原因にもなります。
そんな時にサマーウールを着ていると、衣服内の温度を一定に保とうとしてくれるため、寒い!暑い!といった急激な変化を感じにくく、身体へのストレスを軽減してくれます。
夏にこそウール、その所以がここにあります。
インナーや羽織物など、夏にもウールを上手に取り入れて、もっと快適に過ごしてほしいと願っています。
Q2.肌に直接着ていいの? A.NIKKE 1896のサマーウールならチクチクせず、1枚で十分様になります。
ずばり、ウールこそ、一枚で十分です。
ウール製品と聞くとどうしても、「チクチクしそう」というイメージを持つ人は多いようです。チクチクする理由としては、ウールの繊維が太く、刺すように肌を刺激しているから。
太い繊維のウールの場合はチクチクと感じること多いですが、あたたかい時期は湿気で摩擦も感じやすく、毛穴も開くため、チクチクを感じやすいと言われています。
NIKKE 1896で使用するウールは、極めて細い繊維であるため、チクチクと感じることはありません。
また、Tシャツはカジュアルすぎる、一枚だと透け感が気になるという人もいるのですが、暑くならなず透けない適度な厚みの生地を設計して使用しているため、サラリとした肌触りで透けにくいというのも特徴です。
ウールならではの光沢感が、Tシャツなのに上品な雰囲気に仕上げてくれます。人に会う場面では、上にジャケットを羽織れば品の良い装いに。Tシャツの上品さが装いをさらに引き立てます。
一枚で十分に様になる。快適で、上質さが伝わる。夏に是非着て欲しいアイテムです。
Q3.ウールは洗ったらダメですか? A.簡単に洗えます※。汗を洗い流しましょう。
※洗濯方法はそれぞれの商品のメーカーの推奨方法に従ってください。
洗う場合は、洗濯ネットに入れて、中性洗剤で弱洗いするのがおすすめ。それだけで簡単に洗えます。
乾燥機は避け、陰干しするのがベストなケア方法です。ウールはコットンに比べて素早く乾きます。真夏に風通しのよい場所で外干しするとすぐに乾くので驚く人も多いのではかいでしょうか。
一度、サマーウールのケアの簡単さを体験すると、「ケアが大変そう」といたウールのネガティブなイメージが払しょくされることでしょう。
夏にこそ、ウールの下着もおすすめです。パンツやソックス等、毎日履いて毎日簡単に洗って、ストレスなくウールを日常に取り入れてください。
一方で、ウールには消臭・抗菌効果も備わっていますので、衣服を洗わず着ることに抵抗がない方は、何日か洗わずに着用することも可能です。
洗濯の回数が減れば水や洗剤の使用量も減り、環境にもやさしいですよね。洗わずに着ることに抵抗がある方は、気にせず是非毎回洗濯してください。
「上品な装いを求める方に着て欲しい」NIKKE 1896の極上Tシャツ
NIKKE 1896のTシャツは、カシミヤと同等またはそれよりも細い13.5~15.5ミクロンという超極細ウールを使用しています。
独自の生地づくりで、上質な艶感とドレープの美しさを表現しており、上品な装いを求める方にこそ是非来て欲しいアイテムです。
夏の定番素材であるコットンやリネンなどでは表現できない艶感と柔らかさ、そして優れた快適性で、上品な雰囲気を纏うことができます。
■旅行先で重宝する、サマーウールシャツ
気分をリフレッシュしてくれるリゾート地。自然に触れて爽快な気分を味わうことのできるリゾート地には、何を着ていったらよいか悩みますよね。自然に囲まれており気候の変化が激しいことは、高まる旅行への期待に隠れて見落とされがちです。
予期せぬ気候の変化にも対応してくれるウールなら、旅の思い出もきっと快適で楽しいものにしてくれることでしょう。移動中も目的地でも、急な寒暖差に対応してくれるサマーウールはサラリと身体を包み、快適な旅をサポートしてくれます。
旅先に、一枚のTシャツと、一枚のシャツ。是非サマーウールを身に着けてください。
■休むのも仕事。快適性重視のリラックススタイル
休日のリラックスタイム、またはアクティブに過ごしたい日にも、サマーウールを是非手に取ってください。快適ながらも上品さを忘れないオフスタイルを表現できます。
日々忙しく仕事をこなす大人にとって、休むことも仕事のうち。上質なウールTシャツにボトムでサラッとシンプルに着こなして。サマーウールに身を包めば、身体も心もリラックス。次への活力の源に、是非取り入れて欲しいと願っています。
NIKKE 1896は、夏のウールで“上品で快適な大人の装い”をご提供します
今回は、夏のウール3大疑問についてお答えし、サマーウールの魅力をお伝えしました。
冬のイメージが強いウールですが、そんなイメージを払拭するほど夏にも快適性を発揮してくれるウール。もっと多くの人にこの魅力を伝えていきたいと考えています。
また、近年の夏の暑さは、過酷さが増しており、今まで通りの大人の装いでは快適に過ごしづらくなっていることも事実です。
お客様の「夏の快適」をサポートすることが、我々「ウールの伝道師」の使命です。
装いのご提供はもちろんのこと、ウールがその解決に一石を投じる“環境問題”にも向き合い、サステナブルな衣服でお客様の快適な生活に寄り添いたいと心より願っています。
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