About Our WOOL

「我々がこだわるウールと
ひつじについて」

ウールの専門店を営む我々にとって欠かせないもの、それは健康なひつじとウールです。
最高の着心地をご提供する為に、世界最高品質のメリノウールをひつじからいただくことが、我々のものづくりのスタート地点です。

  • ・自然豊かな環境下で羊が健康に育てられていること
  • ・美しい光沢を持ち、滑らかな肌さわりが得られること
  • ・希少性があり、他では簡単に手に入らないこと

ひつじにも負荷が小さい飼育方法にこだわり、厳しい条件を満たした極細のニュージーランドメリノウールにこだわっています。

History

「超極細のメリノウール誕生秘話」

15μ( ミクロン )、わずか千分の 15 ミリ!
超極細のウルトラファインメリノウールを目指して

ニュージーランド政府 × 日本毛織 (NIKKE)
最高級ニュージーランドメリノウールを共同開発

今から約 40 年以上も前のこと。1986 年のニュージーランドでは、羊が約 5600 万頭飼育されていました。その大半がカーペット用の雑種羊毛で、洋服用のメリノ種はわずか2%。世界的に高級ウール衣料の需要が高まる中で、超極細ウールの開発が急務となります。

当時のニュージーランド農水産省技術局は、牧場主の協力を経て、ウルトラファインメリノウール ( 繊維の直径が千分の 15 ミリという超極細ウール ) を目指して開発に取り掛かります。羊に服を着せ、飼育環境や食べるものを工夫し、試験牧場で作り上げたサンプルを日本に持ち込みます。

紡績技術に定評のあった日本毛織 ( ニッケ ) がその品質に惚れ込み、ニュージーランド × ニッケの国際プロジェクトを立上げるとともに、世界一の生地を共に作り上げます。

ニュージーランドとの互いの想いと開発の歴史に敬意を表し、当時の農水産省技術局の名称「MAF TECH」から名を取り、「MAF( マフ )」というブランドが生まれました。

NIKKE 1896 では、ニュージーランド政府と共同開発したウルトラファインメリノウールをセーターや T シャツ、スーツなどの商品に使用しています。

Commitment

「最高のウール原料にこだわる理由」

ウールのデメリットであるチクチクは、快適な着心地を妨げてしまいます。

ブランドマネージャーの大場は、最高の肌さわりを実現する為に、超極細のメリノウールに徹底してこだわっています。

より多くの方に最高のウールの着心地を味わって頂きたい、そんな想いでものづくりをする中で辿り着いたのが直接肌に触れたときにチクチクを感じさせないということです。

NIKKE 1896 の商品は、スーツから T シャツ、ソックスに至る幅広い商品すべてに極細のメリノウールを使用し、敏感肌の方でもチクチクを気にせずに快適な着用感をご体感いただけます。

他では味わえない着用体験をご提供する、私たちが最高のウール原料にこだわる理由がここにあります。

Creation

「愛着のつづく衣服を」

上質な衣服は「長く愛用できるもの」であって欲しい。そんな願いも実現します。

最高の着心地を実現しながら、できるだけ長く着ていただけるよう、原料だけでなく、生地作りにも徹底してこだわっています。

テキスタイルデザイナーでもある大場は、糸の細さ ( 糸番手 ) や織り方 ( 生地設計 ) にこだわって繊細さと丈夫さを両立させる絶妙な設計バランスを追求しています。上質なのに長持ちする、“愛着のつづく衣服” を目指して、改善を繰り返し、妥協のないものづくりはこれからもつづきます。

徹底したこだわりは、長く大切に着る衣服文化を育むことにつながり、大自然の中で育まれたひつじへの感謝の現れでもあるのです。

土に生えた草を食べるひつじから毛をいただき、着古した服はまた土に還る。2000 年以上に渡って人々に纏われてきた地球環境にもやさしいウールの衣服は次の時代に繋がれていきます。

昔も今もこれからも、サステナブルな衣服の代表である“ウールの衣服”に我々はこだわっていきます。