NIKKE 1896について

NIKKE 1896は、上質で快適なウール衣料のご提供を通して、お客様の想いに寄り添いながら、より豊かで快適な生活をサポートするライフスタイル提案ブランドです。
夢を実現し、困りごとや悩みを共に解決していくパートナーとしての関係性を目指しています。
同時に、上質な衣服を永く着る文化をお客様と共に育むことによって、衣服の廃棄問題の解決を促し、上質なウールが、人にも地球にもやさしいことを証明していく。
ブランドの運営を通じて、共に持続可能な未来をつくっていくソーシャルブランドでもあります。

お客様のお手元に届くまで

愛着を持って着ていただけるように、NIKKE 1896の衣服は、原料からの丁寧なものづくりにこだわり、最高の一着をお客様にお届けするためのとても長いプロセスを自らの手でマネージメントしています。
ウール原料から糸・織物、服にするためのデザイン・パターン・縫製、そして直接お客様へ装いのご提案をする販売に至るまで、すべてを目の届く範囲で一貫して管理しています。その長いものづくりプロセスは約2年にもわたります。

1.ニュージーランドの自然、羊、
人の営みの結晶

ニュージーランドの自然豊かな環境で、人々の手によって大切に育てられた羊たちが生み出すウールは年に1回、あたたかい春の時期に刈り取られ、厳格な品質検査を経て海を渡ります。

2.歴史に裏付けられた信頼の素材づくり

日本にあるニッケの工場に届けられたウールの綿は、丁寧に糸に紡がれテキスタイルデザイナーがデザインした品格ある織物に仕上げられます。

3.洗練のデザイン・匠による縫製

永く着ることができる洗練されたシンプルさを追求したデザイン・パターンをもとに丁寧に縫い上げられます。

4.寄り添う接客

店頭では、永く愛着を持って着ていただきたいという想いを込めて、ご購入後のメンテナンスも含め、お客様にとっての最高の一着をご提案します。

5.お客様の手元へ

ずっと着ていたくなる極上の衣服は、着るごとに体になじみ、愛着とともにお客様のライフシーンを彩ります。

「つづく愛着」

“極上の着心地”

奇跡の複合的機能をもつウール、独自開発による繊維の宝石“MAF(マフ)”で、しっとりとなめらかな極上の肌触りを実現。人の動きを妨げないしなやかな着心地で、こころも身体も快適に包み込まれ、 "いつも自然体でいられる日常"をご提供します。

“集まる周囲の信頼と尊敬”

上品な色目と艶感、季節に合わせた素材感を、時代を経て磨かれてきた神戸スタイルにのせて上質な装いと振る舞いは相手を敬うやさしさとなり、それは周囲の信頼と尊敬を集めます。

“衣服と向き合うことで学ぶ、
無理のない社会貢献”

流行に左右されないシンプルなデザイン、上質さに丈夫さを兼ね備えた生地と縫製、手直しをしながらも永く着ることは、ものを大切にするやさしさを教えてくれます。
それはおのずと、衣服の廃棄を減らし、無理のない持続可能な社会への貢献につながります。

「NIKKE 1896」の始まりとこれから

2017年、神戸旧居留地47番ニッケ神戸ビルで“NIKKE 1896”が産声を上げます。神戸は、日本における毛織物業の先駆者である日本毛織の創業の地であり、旧居留地は近代洋装文化発祥の地でもあります。
日本毛織創業来、120年の歴史の中で培われてきたウール加工技術とノウハウを駆使して創る、日本毛織のファブリックの持つ魅力を、アパレル会社に販売するだけでなく、自らの手で直接お客様にお伝えしたい。そんな想いで始めた洋服店です。
まずは上質でシンプルなオーダースーツを一着一着丁寧にお作りすることから始まり、ご要望に応じながら少しずつウールの良さが活きるアイテムを増やして今に至ります。
「ニッケさんなら生地は安心、信用できる」「いろいろとわがままを聞いてくれてありがとう」という嬉しいお言葉を頂くこともあります。
お客様と接する中で改めて感じることができた「上質なウールのもつ魅力、やさしさ」を信じ伝えていく、「ウールの伝道師」としての役割を担う。そう心に刻んで、これからも、お客様の夢に向き合いながら、人と地球の半歩先の未来を、共に創ることを念頭に置いて、神戸から世界へ発信していきます。