衣替えの季節到来!虫食い・黄ばみ・カビを防ぐ正しい収納方法とは?
衣替えのタイミング、衣類は大丈夫?
季節の変わり目、クローゼットを整理して次のシーズンに備える衣替え。しかし、いざお気に入りの服を取り出した瞬間、「あれ?黄ばんでる…」「えっ、穴が開いてる!?」なんてショックを受けたことはありませんか?
大切にしていたはずのニットに小さな虫食いの跡が…そんな悲しい出来事を防ぐには、収納前のケア、適切な収納方法が鍵。ちょっとした工夫で、衣類を美しく長持ちさせることができます。
今回は、虫食いや黄ばみを防ぐ収納のポイントをわかりやすくご紹介します。次のシーズンもお気に入りの服を気持ちよく着るために、今日から実践してみましょう。
次のシーズンも美しく!型崩れ・カビを防ぐ収納テクニック
衣類を長く美しく保つには、収納環境を整えることが大切です。
衣服に付着した汚れや、湿気や詰め込みすぎによる通気性の悪化は、虫食いや黄ばみ、カビの原因に。
適切な収納方法を実践し、次のシーズンも安心して衣類を取り出せるようにしましょう。
収納スペースの選び方
衣類を収納する場所は、直射日光を避け、風通しの良い環境を選びましょう。クローゼットや押し入れは湿気がこもりやすいため、収納前に換気を行い、湿気を逃がすことがポイントです。
また、収納ケースを直接床に置かず、すのこを敷くことで通気性を確保し、カビの発生を防げます。
衣類の正しい収納方法
収納時のちょっとした工夫が、衣類のコンディションを大きく左右します。
▪️ウールやカシミヤの衣類は、収納前にクリーニングに出す
→ 繊維に付着した食べもののシミは虫の大好物です。
▪️型崩れしやすいスーツ・ジャケットなどの外衣類はクリーニング後にビニールを外す。
→ビニールは埃や汚れは防止してくれますが、湿気がこもるため、カビ易くなります。
▪️セーターなど吊るすと伸びてしまうものは畳んで軽く重ねる
→特にざっくり編んだセーターは伸びやすいため、畳み収納にしましょう。
▪️収納ケースやタンスには詰めすぎず、防虫剤を入れましょう。
→ 衣類を詰め込みすぎると、シワや型崩れの原因に。防虫剤は近年無臭タイプ、天然タイプも出ていますので、防虫剤のにおいが気になる方も安心してお使いいただけます。
適切な収納方法を取り入れるだけで、衣類の状態はぐっと良くなります。次のシーズンも快適に着られるよう、今のうちから正しい収納を心がけましょう。
もう虫食いで後悔しない!大切な衣類を守る安心の防虫対策

収納中の防虫対策が不十分だと、虫食いの被害を受けやすくなります。大切な衣類を守るために、防虫剤の正しい選び方と使い方を押さえておきましょう。
防虫剤の選び方
防虫剤には、化学系と天然系の2種類があります。収納環境や好みに合わせて選びましょう。
▪️化学系防虫剤(ピレスロイド系・樟脳・ナフタリン)
→ 即効性があり、強力な防虫効果を発揮。
▪️天然系防虫剤(シダーウッド・ラベンダー)
→ やさしい香りで衣類を保護。化学薬品の匂いが苦手な方に◎。
防虫剤の正しい使い方
防虫剤を使っていても、置き方や管理方法を誤ると効果が薄れることも。
▪️防虫剤は衣類の上に置く
→ 成分は上から下へ広がるため、上部に配置すると効果的。
▪️異なる種類の防虫剤は併用しない
→ 化学反応による変色やニオイ混ざりを防ぐため注意。
▪️定期的に交換し、効果を持続させる
→ 交換時期を忘れずにチェックし、効果を維持。
また、防虫成分をしっかり衣類に行き渡らせるため、クローゼットの扉は閉めておくのがポイント。頻繁な開閉は成分が逃げる原因になるため、適度な換気を意識しながら管理しましょう。
ちょっとした工夫で、虫食いの被害は防げます。次のシーズンもお気に入りの服を安心して着るために、正しい防虫対策を実践しましょう。
黄ばみを防ぐ!長期間の衣類収納で気をつけるべきポイント
「お気に入りの服を着ようとしたら、襟元や袖口が黄ばんでいた…。」そんな経験はありませんか?黄ばみの原因は、収納中にこもった湿気と、衣類に残った皮脂や汗の酸化。
黄ばみ対策のポイント
黄ばみの主な原因は、普段の洗濯では落としきれない皮脂汚れの酸化です。皮脂汚れを落とすことで黄ばみだけでなく、においも気にならなくなります。
▪️家庭洗濯の場合
襟や袖など、皮脂が付きやすい箇所に注目して汚れを落とすようにしましょう。
▪️クリーニング
なかなか家庭では落としきれない、目の詰まった白いワイシャツや上質なTシャツはクリーニングがおすすめです。
冬にお世話になったコートやセーターも、季節の変わり目の春先にクリーニングに出しておくと安心できます。
いつまでも愛着のつづく一着を – NIKKE 1896のこだわり

お気に入りの服は、ただ着るだけでなく、適切なケアをすることで、より長く、美しく楽しむことができます。
特に、上質なウール製品は、少しの気遣いで風合いや快適さを保ちながら、ながく寄り添うことができる素材です。
収納やお手入れのちょっとした工夫で、衣類はもっと永く、美しく着続けられます。
正しいケアを重ねながら、“いつまでもお気に入り”の一着として寄り添い続けてほしい。
その想いを込めて、NIKKE 1896では、できるだけながく着られるような、上質ながらも丈夫な生地作り、服作りにこだわっています。
正しいケアと収納で衣類を守り、快適な衣替えを
お気に入りの服に袖を通すと、自然と心が弾むもの。
肌に馴染むやわらかな風合い、何気ない日常に寄り添う安心感。衣類はただ身にまとうだけでなく、思い出や心地よさを紡いでいく大切な存在です。
適切な収納と丁寧なお手入れを続けることで、その一着はより長く、美しいまま寄り添い続けてくれます。季節がめぐり、次に袖を通すときも、変わらぬ心地よさとともに。
大切な衣類とともに、これからも心地よい毎日を。今日からできることを、ひとつずつはじめてみませんか?