ウールは洗濯すると縮む?毛玉もケアする正しいお手入れ方法

「ウールのセーターは洗濯したら縮む」「縮ませたくないから洗濯したくない」など、お気に入りのウールアイテムのケア方法が分からない人は多いはず。ウールが縮んでしまうのは、その繊維構造に理由があります。そこで今回は、ウールのアイテムを長く使いたい人のために、正しいお手入れ方法を紹介します。

 

ウールを洗濯すると縮む原因とは

ウールは正しいケアを行わないと縮んでしまうことがあります。羊毛繊維ウール。暖かく肌触りのいいウールですが、デリケートな素材でもあるため洗濯する際は注意が必要です。お気に入りのウールアイテムを長くずっとキレイに使うために、まずはウールの構造と縮み対策について紹介します。

 

■ウールの構造から知る

ウール繊維の表面は細かなウロコ状の構造になっており、水に濡れるとウロコが開く性質があります。濡れただけでは縮むことはありません。しかし、水に濡れてウロコが開いた状態で何らかの負荷が加わると、繊維同士が絡んで縮んでしまうのです。洗濯時、濡れたウールに洗剤や強い力がかかることで収縮し、絡んでしまったウール繊維はまるでフェルトのような質感に変化してしまいます。

 

ウールの縮み・毛玉対策!正しい洗濯方法

 

ウールの縮み対策としては、洗濯時に中性洗剤またはおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。おしゃれ着用洗剤は、一般的な洗剤より繊維に優しい成分でできており、繊維が絡みにくくなっています。そのため、ウールのような繊細な生地でも縮みにくくなるのです。また、洗濯用ネットに入れて洗うことで、洗濯時に加わる力や刺激などが軽減されます。長く着たいウールのセーターなどは、おしゃれ着用洗剤と洗濯ネットを使用して縮み対策を行いましょう。

 

■セーターは平らな場所に干すと伸びたり型崩れせず長持ちします。

ウールのセーターは平らな場所で干す「平干し」がおすすめです。濡れたセーターを普通のハンガーで干すと、水分の重さで力のかかる部分だけ伸びたり、型崩れしてしまいます。近年では100円均一ショップでも平干し用のネットハンガーが市販されているため、ひとつはもっておくのがおすすめ。また、日焼けや繊維の痛みを防ぐため、日の当たらない通気性のいい場所で干すようにしましょう。

 

縮みだけじゃない!ウールは毛玉ケアも大切

ウールのセーターは毛玉ができやすい製品です。少し先述いたしましたが、繊細なウールは繰り返し擦れることで毛玉ができてしまいます。対策として中性洗剤またはおしゃれ着用洗剤を使用するのがベストですが、それでも多少の刺激は与えてしまうもの。そのため、毛玉ケアとして以下のことを守って、毛玉を予防しましょう。

 

  • 連日で着用しないようにし、ウールを休ませる期間を作る
  • 摩擦を軽減させるためにアウターは少し大きめのものを選ぶ
  • 洗濯時には"裏返し"にして投入する

 

また、毛玉を頻繁に取ることはあまりおすすめしません。毛玉を取るということは、生地をすり減らしているのと同じこと。

何度も繰り返し毛玉取りを行うと生地が痩せてしまい、寿命を縮めてしまいます。毛玉ケアは「予防する」ことがとても重要なのです。

 

ウールの専門家によるケアサポートがおすすめ

お気に入りのウールはできるだけ長く使いたい…。という方は、プロのケアサポートを受けるのがおすすめ。

NIKKE 1896】では、洋服への愛をもって、日々のメンテナンス方法などをサポートしています。120年の歴史を誇るウールのリーディングカンパニーである【NIKKE 1896】だからできる"愛のあるサポート"で、ウール製品の洗濯方法、保管方法やクリーニングの出し方など、快適にご着用いただくための適切な方法をお伝えします。ウールのケアサポートでお気に入りのウールアイテムを長くキレイに着ることができるでしょう。

 

ウールはケアして縮みと毛玉の悩みから開放されよう

冬になると袖を通したくなるのがウール。肌触りが良くあたたかなウール製品は、老若男女問わず多くの人に愛され続けています。そんなウールアイテムを長くキレイに着るためにも正しいケアを行い、または専門家によるケアサポートを受けることがおすすめです。