ウール生地・ウール素材の魅力｜“まるで「空気を着る」ようなやさしさ”に包まれて
冬には暖かさを、夏にもべたつかない汗冷えしないなどの快適性さを。
一年中快適な生地・素材として「ウール」を選ぶ方は少なくありません。
気づいたらほぼ全身にウールを身に付けているというウールファンも増えています。
ウールは羊の毛でできたとても機能性に優れた天然素材。合成繊維では味わえない、“まるで「空気を着る」ようなやさしさ”に包まれるような心地よさがあります。
ウールは、環境負荷が小さい完全カーボンニュートラルな繊維ですので、大切に永く着ることは、“地球環境へのやさしさ”にもつながります。
忙しく慌ただしく時が流れる日々を過ごすこともあるかもしれません。そんな時もウール生地・ウール素材の衣服を身に纏うと、ほっと一息つく休憩時間のように、天然素材の安心感があなたの気持ちをすこし豊かに、軽やかにしてくれることでしょう。
今回は上質な見た目だけでなく機能性にも優れたウール生地・ウール素材の魅力をお伝えします。8000年もの昔から現在へと受け継がれて愛され続けるのには理由があります。
ウール生地・ウール素材の断熱効果
ウールは、冬に暖かいという印象が強いかもしれません。
繊維の間に空気をたっぷり含むため、 まるで「空気を着る」ように断熱効果を発揮します。
そのため、過酷な冷たい外気にさらされても、衣服内は急激な温度変化を防ぐことができ、あたたかいやさしさに包まれるでしょう。
ウール生地・ウール素材の吸湿効果“ムレずにやさしく寄り添う”
「冬に快適なウール」という印象を持っている方にこそ、「夏にも快適なウール」を知っていただきたいです。
ウールは、高温多湿な日本の夏の汗冷えや、近年の異常気象による急激な気温の変化にもやさしく対応してくれます。夏に効きすぎたエアコンのひんやりした冷たさも緩和してくれます。
その快適さは「天然のエアコン」と呼ばれて、他の繊維には真似できない奇跡の快適性を備えているとも言われるほど。
ウールの持つ吸湿効果によって衣服内のムレを防ぐ、機能性に優れた上質な素材として“からだにやさしく寄り添う”快適さを感じてみてください。
ウール生地・ウール素材の消臭性“周りの方々も心地よく”
ウール生地・ウール素材は、着用しているご本人様だけでなく、周りの方々にも心地よさを与えます。
ウールは冬場のルームソックスや登山用の靴下としても多く用いられており、しばらくお風呂に入れない環境で洗濯をしなくても、皮脂汚れや体臭を軽減してくれる、消臭性にも優れた素材です。
汗や皮脂などを細菌が分解する際に生じるアンモニアやの酢酸の匂いの素を吸着し、消臭することで、周りの方々に不快感を与えません。
自分の匂いはなかなか気付きにくいもの。ウールを着て周囲への気遣いを添えませんか。
最高級ニュージーランドメリノウール「MAF（マフ）」コレクション
ウールにご興味があるなら、最高級ニュージーランドメリノウール「MAF（マフ）」コレクションについてぜひ知ってください。
「MAF（マフ）」とは、1988年から「NIKKE」がニュージーランド政府の農水産相技術局と共同で開発した最高級のメリノウールのこと。
羊への負荷を小さく、環境にもやさしいサスティナブルな製法で、チクチク感とは反対のしっとりとした肌触りの“最高の着心地”を実現しました。
カシミヤと同程度またはそれ以上の細さと柔らかさを持ち、手にくるむとしっとりと肌に馴染んできます。独特のヌメリ感と光沢を放ち、気品にあふれており、まさに「自然と人と羊の営みの結晶」と呼ぶにふさわしい、最上級の天然素材です。
たとえば、カシミヤよりも細い「MAF（マフ）」のTシャツは、生クリームや赤ちゃんの肌のような肌触りだという声をいただいております。
上質な見た目ですので、Tシャツ一枚で着ていただいても様になります。普段の生活に取り入れ易いアイテムから「MAF（マフ）」の衣服を選んでみませんか。
「MAF（マフ）」コレクションは、Tシャツのほかにもセーターやシャツ、デニム、ジャケット・コート、フォーマルウェア、オーダースーツなどがあります。
「MAF（マフ）」を一回体験してみると、ウール生地・ウール素材にすっかり魅了され、ほかのアイテムも揃えたくなるかもしれません。
-------
『FABRIC TOKYO様』より「MAF」をご紹介頂きました。
創業127年の老舗生地メーカー「ニッケ」が目指す、究極のベーシックな一着。その魅力と裏側を徹底解説
--------
デザイナーのこだわり、ウールで「あったかい」をそばに
NIKKEは、明治29年創業。遡ること1896年、洋服文化の普及期。
近代洋装文化発祥の地と云われる神戸で創業し、現在まで120年以上の永きに渡り、一貫してウール製品を国内外に提供して参りました。
NIKKEの歴史は、まさに日本のウール生地づくりの歴史でもあります。
のちに、最高級メリノウール「MAF（マフ）」の開発をおこない、その魅力を皆様にお伝えするため、「NIKKE 1896」ブランドをスタートさせました。
最高級の原毛から丁寧に糸をつくり、その糸でしっかりと生地を織り、その生地でひとりひとりの一着を仕立てています。
この基本的な姿勢を崩さずに、Tシャツやインナーなどより多くのシーンでご利用いただけるベーシックでカジュアルなウールウェアのご提供に舵を切り、NIKKE 1896はお客様の様々な生活シーンに寄り添うブランドに少しずつ進化を続けております。
一年を通して快適な断熱効果でムレずにやさしく寄り添う衣服。ウール生地・ウール素材の魅力“まるで「空気を着る」ようなやさしさ”に包まれてみませんか。
より多くのライフシーンで「ウール」を纏っていただくことで、心身ともに快適な生活をご提供します。
