STORY 本物へのこだわり

An unknown yarn journey 1本の糸が紡ぐ旅。

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本物は、嘘をつかない。

純国産であること。

ニッケにしかできない生産体制があること。

一着、一着にプライドが宿っていること。

「NIKKE 1896」が仕立てるのは、着ることに確かな意味をもたらすスーツ。
品質を求める大人に世界基準の最高品質という、
時代を超えて愛せる意味を届けていく。
つくられた流行で着飾るよりも、自分を高める装いの価値を伝えていく。

1.原毛へのこだわり

ニュージーランド産メリノウール。共同開発で実現した、かつてない希少性。

世界一のファインウールを創出する。
ニッケは1988年、ニュージーランド政府の農水産省技術局と共同で、ファッション衣料向けのメリノ種の開発に着手。
飼料の改良や飼育環境の改善などさまざまな試みの末、現在では希少性の高い原毛の産出に成功しています。
それは、わずか12〜17ミクロンという超極細のウール。
カシミアにもまさる、独特のヌメリ感と上品な光沢を持ち、気品に満ちた風合いを放ちます。
人と自然と羊の結晶となるこのウールが、
「NIKKE 1896」が仕立てるスーツの、すべてのはじまりです。

2.糸へのこだわり

ムラのないやわらかな一本の糸は、長い時間をかけて生まれる。

たとえ希少なウールがあったとしても、緻密な紡績工程がなければ特別な糸は生まれない。
最高品質に必要なのは、ムラのないやわらかな糸であること。
そのために、最初は赤ちゃんの腕ほどのウール原料の束を、何段階にも分けてゆっくりと引き延ばしていく。
傷つけることなく丁寧に、すべての工程に時間をかけて。
最高品質のスーツが仕立てられるのは、この一本の糸があるからです。

3.織物設計へのこだわり

糸をどう織り、どう個性を宿らせるか。緻密な設計が、生地の価値をつくる。

いい生地には必ず、いい生地設計がある。
仕上がりを左右するのは、設計段階での緻密さと見識。
使用する糸の太さや重さ、撚り方、本数、織り方はもちろん、織機の回転数、時には糸づくりにまで、その設計領域は広がります。
100年以上前のものも揃うヨーロッパの生地見本は1200冊に及び、ニッケが明治時代から積み重ねてきた生地見本は32000点以上になるなど、
歴史ある生地の性質を解釈することも、アイデアを新しくする。
生地設計、それは生地に個性と価値を宿らせる時間。

4.生地織へのこだわり

織機を使い分け、ゆっくりと織る。生地の美しさは、そこにある。

それは、まるで空気を織っているかのよう。
ムラのないやわらかな糸を決して傷つけることなく、通常の1/3の回転数でタテ糸とヨコ糸をゆっくりと織っていく。
今もなお現役として活躍する昭和40年代の織機や、最新鋭の織機を仕上げる生地によって使い分けることで、
レトロな風合い、上質な光沢といった特長がそれぞれに生まれる。
そして、すべてに共通して言えるのは、織りが美しく、一本一本の糸が生きているということ。

5.仕上げへのこだわり

その工程数、20以上。丁寧さの差が、風合いの差。

原毛からいくつもの工程を経た生地に、
最後はさらに時間と手間ひまをかけて風合いを与えていく。
洗う、煮る、乾かす、毛羽を刈る、蒸すといった、生地の風合いをより美しくする仕上げをじっくりと行い、
色合いや微小な毛羽に至っては人の目を通してくまなく確認。
20以上の工程をかけ、機械だけには頼らない丁寧な作業があるからこそ、原毛の品質を最大限に生かした生地になるのです。
「NIKKE 1896」にしかない、最高の風合いをお楽しみください。

6.仕立てへのこだわり

工程ごとに専門の職人が仕立てる。最後は、技術と経験を有する人の手で。

お客様ひとりひとりに合わせて型紙を引き、体のフォルムに寄り添うようにジャストサイズで仕立てる。
その美しい仕立てを可能にするのが、「NIKKE 1896」の縫製。
生地の風合いをより引き出すための毛芯仕立て、ソフトな着心地を叶える肩付け、肩のラインをきれいに魅せるイセコミなど、
ひとつひとつの工程ごとに専門の熟練職人の技が生きています。
袖を通し、着た瞬間に違いが分かる、仕立てにおいても最高品質の追求は尽きません。